あや「はたて～、昨夜のノックは吃驚しましたか～？」
はたて「な、なんのことよ……」
あや「あややや…しらばっくれるのですかあ？　まぁ良いですけど……このカメラの中に、たっぷり証拠の写真はありますし。なんなら見ますか？ホレホレぐりぐり～」
はたて「ちょ、やめてよ……セクハラよ、セクハラ……」
あや「で、どうして私の盗撮なんてしていたんです？ ……大方私の被写体を横取りするつもりだったんでしょうけどねえ、念写なんて外道技を使う、実に貴女らしい姑息な手段で」
はたて「ち、違うわよ！」
あや「あやや？違うんですかぁ？じゃあ何が目的で？」
はたて「……そ、それは……」
あや「白状しないとあんたの悪事を盗撮返し記事で暴露しちゃいますよ～？ 念写天狗、美人天狗記者を盗撮！夜中の編集作業の目的はなんだ！……みたいな三面記事にしちゃいますよ～？」
はたて「うぐぐ……（文自身を映してたなんて言える状況じゃないじゃん、これ……）」
あや「まあ、お話しはその辺で座ってしましょうかね～？(ﾆﾔﾆﾔ」

……
自分が厄介者の自覚はあれど、
案外好意が向けられてる方に関しては朴念仁な文ちゃんです